化石 The Valet Chair
【Casa Brutus】に紹介された、泥炭の中で数千年もの間
沈んで、化石化されたオーク材で作られたバレットチェア。
限定1本。363万円です。
ご興味ございましたらお早めにご連絡くださいませ。
バレットチェアといえばデンマークのフレデリック国王の
お気に入り。
背は衣装をかけるハンガー、座面を手前に起こすとズボン掛け、
座の下は小物入れとなっている機能的なイス。
このチェア1脚あれば身の回りのことが片付くというところから
バレット(従者、召使い)チェアまたは、
バチェラーズ(独身者の)チェアと呼ばれている。
泥炭は、近年、火力発電のエネルギー源として主に北欧などで
大規模に利用されたり、園芸用の腐葉土に腐植土として培養土に
混入し土質を改善させるためによく使用されているらしい。
そして、スコッチ・ウイスキーに使用する大麦を発芽させて
麦芽にした後、麦芽の成長をとめるために乾燥させる燃料の一部に
香り付けを兼ねて使用される。この時つく香りをピート香と言うのだそう。
そんな用途に使う為に、掘られて、チーク材が出てきたのでしょうか。
・・・普通、ポイッってされそうなものなのに・・・。
数千年ぶりに、地上に出てきて、ウェグナーの名作イスの
1つとして蘇り、これからまた、何十年、何百年と生き続ける
と思うと、すごくロマンを感じますね。
ほんのり、ピート香なんてするんでしょうか・・・?
- [2010/06/22 ]
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